2023.06.07

【書評】超アウトプット入門

  • アウトプット
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【書評】超アウトプット入門
インプットポイント
  • 求められる「アウトプット」ができていないことには、結果は出ない。
  • クライアントに対して強い説得力を持つのは、「同業他社の成功事例」。

アウトプットとは、作業や努力の結果として生み出される成果物や成果のことを指す。つまり、プロジェクトや仕事の目標や要求事項に対して達成されるべき成果物である。

例えば、報告書、提案書、プレゼンテーション資料などがアウトプットとなる。これらは社内やクライアントに共有され、評価や意見を受けることがある。

一方、アウトプットは必ずしも物理的な形で表れるとは限らない。アイディアや戦略、計画、解決策、プロセスの改善、意思決定など、目に見えない形での成果もアウトプットと言える。

仕事におけるアウトプットの質や量は、仕事の達成度や成果に直結する。そのため、仕事を遂行する際には、適切なアウトプットを生み出すことに集中し、必要な努力やリソースを注ぐことが重要だ。

出版社:河出書房新社
発売日:2021/3/11
著者:安達 裕哉

【著者紹介、書籍の特徴】効果的なアウトプットの方法について詳しく解説し、読者が自身の成果を最大化するための手法を提供している。

本書は、現代社会において重要性がますます高まるアウトプットに焦点を当てている。アウトプットとはアイディアや知識を実際に形にすることを指し、それによって自己成長や他者との共有が促進されるという考え方である。

著者は、アウトプットを行うことで個人の能力や影響力を発揮し、成果を上げるための具体的な手法や戦略を紹介している。

本書の魅力の一つは、実践的なアドバイスと具体例の豊富さである。著者は、アウトプットを行う上での障壁や課題を的確に把握し、それらに対処するためのノウハウやテクニックを提案している。

【目次と要旨】本書は「アウトプット中心の生き方」をどのように実践するのかを物語形式でわかりやすく解説している。

第1章 夢もない、やりたいこともない

・ほとんどの人は「将来の夢」や「ビジョン」を持っていない。大事なのは、変なこだわりを持たずに、まずは目の前で仕事で結果を出すこと。

→仕事も趣味もすべて「アウトプット」を中心にすることで、短期間で劇的に良い変化が起こる。インプットをしたことで「何をするか」まで考えないと「アウトプット」とは呼べない。「アウトプット」に対して、評価をもらって改善までできれば理想的。

第2章 上司の信用、クライアントの信用

・ちょっとした雑用を積極的に買って出ることも「アウトプット」。周囲からの信用がいい仕事につながっていく。

→インプットした知識は、体系化して発信できる形に整えて初めて「アウトプット」と呼べるものになり、評価の対象になる。

第3章 早く成果を出せ

・仕事で結果を出すには、「一生懸命やっている」だけではダメ。

→最終的な目標を見据えて、結果を出すプロセスに向けて「アウトプット」しなければならない。

第4章 情報発信の本質

・SNSで求められる情報は「役に立つ」か「面白そう」かのどちらか。

→求められる「アウトプット」ができていないことには、結果は出ない。

第5章 クライアントの成功、自らの成功

・クライアントに対して強い説得力を持つのは、「同業他社の成功事例」と「実際に成果を出している人間の言葉」。

→説得前の準備の精度がプレゼンの結果に直結する。「段取り八分、仕事二分」を心がけよ。

【感想】努力と成果が結びつかない時代にやるべきシンプルな方法がわかる。

「アウトプットを中心に据えるだけで、人生が変わる」。

これが本書を通じて筆者が最も伝えたいメッセージである。

コンサルタントの仕事は顧客の課題や問題を解決し、業績向上や効率化を支援することだが、そこで必須のスキルとなるのがアウトプットだ。

アウトプットというのは経験によって磨かれていくため、新人コンサルタントにとってゼロから伸ばすことは容易ではない。そんな時に役立つのが本書である。コンサルタントとして働くビジネスパーソンがぶつかる壁や、壁にぶつかった時にどんな思考や行動をすべきかが掲載されているので、私にとっても非常に役立つ内容であった。

本書はあくまで一つの視点や手法を提供するものであり、すべての読者にとって完全な解答を与えるものではない。アウトプットの方法や戦略は個人や状況によって異なる場合があるため、読者は自身の目標や状況に合わせて活用してほしい。

本書はアウトプットの重要性を強調し、具体的な手法や実践的なアドバイスを提供することで、読者が自身の成果を最大化するための道筋を示している。著者の洞察に基づく知識と実践的なアドバイスは、読者がアウトプットを通じて成果を出すための重要なツールとなるだろう。

本書はすべてのビジネスパーソンにとって広く活用できるノウハウであり、お勧めしたい。

マガジン編集部
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この記事はマガジン編集部が執筆・編集しました。

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